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zoom RSS ミッション1の5:公開温室、シマカコソウとマキシモヴィッチ

<<   作成日時 : 2014/03/16 21:05   >>

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シマカコソウAjuga boninsimae Maxim.は、シソ科の多年草。小笠原(東京都)での開花期は12-1月、小石川植物園では、僅かに早く咲く。花型はシソ科特有の唇弁花。草丈は10-20cm程度。この種も絶滅危惧IA類に登録されている。和名の島も、種小名のboninsimaeも小笠原を意味している。属名はギリシャ語a(無)とjugos(頸木、束縛)の合成語で、花冠の下唇上に頸木を共にするもの、すなわち配偶者の一方が見えないためという。命名者のカール・ヨハン・マキシモヴィッチ Karl Johann Maximowicz(1827-1891)は、19世紀のロシアの植物学者、専門は被子植物の分類。ペテルブルク帝立科学アカデミー会員。極東アジア地域を現地調査し、生涯の大半をその植物相研究に費やし、数多く新種について学名を命名した。

その業績を含め、日本との関わりは大きい。幕末の混乱期 1860年(万延元年)から 64年(元治元年)にかけて、ロシアのアムール河流域および函館、江戸、横浜、箱根、長崎、雲仙などを訪れ、日本の植物の調査を行っていると聞いてはいるが。小笠原のこの種に哲学的な名を考えるとは不思議。明治になって牧野富太郎、谷田部良吉など、草創期の日本の植物学者たちが彼の元に標本やスケッチを送り、鑑定を依頼した。残念ながら 1891年にインフルエンザで急死してしまい、日本の植物誌を完成させようとしたマキシモヴィッチの研究は未完成となってしまったが、近代日本の植物分類学に大いに貢献した人物である。

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 撮影:2009/11/10、公開温室@小石川植物園

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