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zoom RSS テーマ「植物園」のブログ記事

みんなの「植物園」ブログ

タイトル 日 時
シナマンサク@2/13小石川植物園
シナマンサク@2/13小石川植物園 先月、出張のついでに久々に小石川植物園に寄ってきた。入り口脇にあるシナマンサクHamamelis mollis Oliv.が早くも開花、中国産のマンサク科の落葉小高木。日本海側で観察できるマルバマンサクH.japonica Sieb. et Zucc. var. obutusata Matsumuraに比べ、樹高が高い。葉も大きくて、マルバマンサクの葉身が6〜9cmに対して8〜16cmほど。花の咲く時期まで褐色になった葉が残っている。名は、早春に花が枝いっぱいにつく状態を豊作に例えたもの。 ... ...続きを見る

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2015/03/08 20:41
ミッション1:小石川植物園(不発)
ミッション1:小石川植物園(不発) 今回、最初のミッション、植物園市民セミナーの申し込み手続きを行っていたが、大雪で残念ながら不発となった、同行を予定していた相棒のために、この時期始めて行ったときの映像を思い出しながら再整理してみた。本園は、植物学の研究・教育を目的とする東京大学の教育実習施設。日本でもっとも古い植物園であるだけでなく、世界でも有数の歴史を持つ植物園の一つ。約320年前の貞享元年(1684)に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」がこの植物園の遠い前身で、明治10年、東京大学が設立された直後に附属植物園となり一般にも公開... ...続きを見る

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2014/03/11 20:26
ラン科 Orchidaceae
ラン科 Orchidaceae 被子植物 > ユリ綱 > ラン目 > ラン科 3亜科700属2万5000種からなる。ヤクシマラン亜科Apostasioideae、アツモリソウ亜科Cypripedioideae、ラン亜科の三グループに分類され、被子植物のなかでキク科と並び、もっとも大きな科である。両極地帯を除く南北両半球に広く分布するが、熱帯の雲霧林に種類が多い。被子植物の中では最も後に地球上に現れた植物である。そのため、各バイオームのニッチ(隙間)に進出することになり、苛酷な環境に適応してきたようだ。日本に... ...続きを見る

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2012/03/16 21:33
ユリ科 Liliaceae
ユリ科 Liliaceae 被子植物 > ユリ綱 > ユリ目 > ユリ科 Liliaceae ネギ属 Allium やユリ Lilium、チューリップ Tulipa gesneriana L.など、地下に鱗茎・球根が発達するものが多いが、形態的には様々で、つる性のものや、葉が退化して茎が葉のようになったもの(アスパラガス Asparagus officinalis L.やナギイカダ Ruscus aculeatus L.など)もある。チューリップやヒヤシンス Hyacinthus orientalis ... ...続きを見る

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2012/03/01 20:55
寒紅梅@小石川(2月10日)
寒紅梅@小石川(2月10日) だいぶ日数が経てしまったが、梅の開花予測は、難しいそうだ。何故ならば、桜は至近の気温の上昇によって予測出来るが、梅の木は、しばらく前の気温の関係に左右されるからだそうだ。ちなみに気象庁、今年の梅の開花予測(関東南岸)は、例年より一ヶ月程度遅れとのことである。 この日の小石川もそんな状況で、例年咲いているカンザクラなんかも蕾状態、E6地区における例年開花し始めているウメの状況もこれからのようであった。木の花がほとんど咲いていない冬に、「ついに梅が咲き出したか♪」という、嬉しさのインパクトは大きい。... ...続きを見る

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2012/02/26 20:27
クロガネモチ@12月16日の小石川
クロガネモチ@12月16日の小石川 モクレン綱 > バラ亜綱 > ニシキギ目 > モチノキ科 モチノキ科 Aquifoliaceae の常緑高木、クリスマスリースの素材になりそうな紅く堅い果実を付けていました。モチノキ科は、熱帯から温帯に広く分布し、3属約450種が知られています。大部分はモチノキ属 Ilex で、日本にはタラヨウ、モチノキ、ウメモドキ、アオハダ、ナナメノキ、イヌツゲなど22種が野生。クロガネモチ I. rotunda Thunb. は、高さ20mにも達し、モチノキ属のなかではもっとも大きくなり... ...続きを見る

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2011/12/25 21:37
ヒマラヤザクラ@12月16日の小石川植物園
ヒマラヤザクラ@12月16日の小石川植物園 この時期の小石川植物園への入園者数は、お天気が良くてもめっきり減ってしまいます。開園を待っていたのは、友だち同士と思われる女性が2人きりでした。初めてのような感じだったので、「どちらから?」と尋ねたら「福岡からです」との返事。「園内は、1年で最も花の少ない時期のようなのに良く来られましたね」と問いかけたら、「上野のゴヤ展を見るついでに・・・」とのことでした。そんなやりとりの中、私の首にぶら下げたマクロレンズ付きのカメラに気づいたのか、逆に「何かの研究ですか?」と大それた問いかけにすっかり慌ててし... ...続きを見る

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2011/12/21 20:23
ハマナス葉芽展開@小石川BG(2010年3月14日)
ハマナス葉芽展開@小石川BG(2010年3月14日) 昨日に続いてハマナスの話題です。1ヶ月足らずの間に再訪した小石川本園のハマナスが、赤い冬芽から青葉を展開し始めていました。互生、葉は長さ9〜12cmの奇数羽状複葉のはずですが、写真ではそこまで分かりません。どちらかと云えば、枝の太い扁平な刺と針のように小さな刺が密生している雰囲気は、冬芽の状態に近いと思います。 ...続きを見る

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2011/09/01 20:48
ハマナス冬芽@小石川(2010年2月26日)
ハマナス冬芽@小石川(2010年2月26日) 学名は、Rosa rugosa Thunb. バラ科の落葉低木。ハマナスとも呼びますが、これは東北地方の訛りが一般化した俗称。匍匐枝で繁殖。高さ1〜1.5m。茎に太い刺と細く鋭い刺を密生、刺の表面にも毛があります。若枝は柔らかい刺毛が多く、葉は長さ9〜12cm、深緑色で半光沢があり、表面は無毛、しわが葉脈に沿って網状にへこみ、葉裏に突出します。小葉は7〜9枚、倒卵状楕円形で長さ3〜5cm、縁に鈍い鋸歯があり、葉軸に軟毛があります。托葉の幅は広く、分かれた先は半卵形で先端はとがり、大形の葉状で半分... ...続きを見る

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2011/08/31 20:40
アサザ(floating heart)@目黒自然園(6月29日)
アサザ(floating heart)@目黒自然園(6月29日) 先々週、目黒の自然教育園に寄ってきました。6月にしては暑い日で長くは居れなかったのですが、高木の日陰に救われました。入り口に自然教育園の生い立ちについて記した標識がありました。次のとおりです。古代の縄文中期、この地に人が住みつきました。中世、豪族「白金長者」が館を構えたといわれています。そして江戸時代に高松藩主の松平讃岐守頼重の下屋敷、明治時代には海軍・陸軍省の火薬庫、大正時代には宮内省の白金御料地、そして1949年には国の天然記念物および史跡に指定され、国立自然教育園として一般に公開されたとあ... ...続きを見る

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2011/07/11 21:31
ベニバナニシキウツギ@日光分園(6月11日)
ベニバナニシキウツギ@日光分園(6月11日) 学名は、Weigela decora Nakai form.unicolor Hara。マツムシソウ目Dipsacales、スイカズラ科Caprifoliaceae、タニウツギ属Weigelaの落葉低木。高さ約5mに達します。葉は対生し、楕円形、裏面は中央脈に沿って毛を密生し、白くみえます。花期は5〜6月。基本種のニシキウツギW. decora Nakaiの花の色は初めは白色、のちに赤色に変わるので「ニシキウツギ」の名がつきましたが、初めからこのように赤色で変化しないものもありました。花冠は漏斗... ...続きを見る

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2011/06/21 20:52
ザ・ジェローム・カーン・ソングブック(エラ・フィッツジェラルド)、シロバナトウゴク
ザ・ジェローム・カーン・ソングブック(エラ・フィッツジェラルド)、シロバナトウゴク 週末はジャズ・ヴォーカルと決めています。今宵は大御所、エラ(Ella Jane Fitzgerald 1917/4/25-96/6/15)のヴァーブ時代のソングブック・シリーズから1枚をとりあげます。56〜64年にかけて制作された8枚のレコードは興行と批評の両面において大きな成功を納め、後にエラの代表作になりました。ライブ録音では、バリバリ歌うほうが似合っていそうな感じですが、本作ではカーンの美しいスタンダード12曲をネルソン・リドルの編曲、伴奏でしっとりと聴かせてくれます。 ...続きを見る

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2011/06/17 21:22
トウゴクミツバツツジ@黒檜山(6月12日)
トウゴクミツバツツジ@黒檜山(6月12日) 学名は、Rhododendron wadanum Makino。日光分園の翌日、関東平野の北西部にそびえる截頭円錐型の二重式火山の最高峰に寄ってみました。途中、このツツジ科の落葉低木が多かったと思います。高さ2〜4m、葉は枝先に三枚輪生状につき、菱形状広卵形で長さ4〜6cm、表面は初め褐色の軟毛があり、裏面の主脈に沿って毛を密生します。この時期、日本海側のユキグニミツバツツジR. lagopus var.niphophilumのように葉の出る前、または同時に紅紫色花を開きます。花数はユキグニミツ... ...続きを見る

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2011/06/16 21:47
イソツツジ@日光分園(6月11日)
イソツツジ@日光分園(6月11日) ツツジ(躑躅)という名の花があると思っている方もおられるのかも知れませんが、ツツジ科Ericaceae、ツツジ属Rhododendronの総称で、世界で2500 種、日本で90 種ほど。花期(初春から初夏)や花の色はさまざまです。命名の由来についても幾つもの説があります。花期が長いから「つづき咲き」からきたという説、いろんな種類があるのでその美しさに行きつ戻りつする説(漢語の躑躅は行きつ戻りつするの意)、蓮華ツツジ・三葉ツツジなど有毒な種があるので羊が食べると倒れる。これを馬琴の俳諧歳時記「莱草... ...続きを見る

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2011/06/14 20:46
ヤエドクダミ@小石川(6月7日)
ヤエドクダミ@小石川(6月7日) 学名:Houttuynia cordata Thunb. f. plena (Makino) Okuyama、八重のドクダミ(毒痛み)ですが、白いのは普通のドクダミH. cordata のように花ではなく総苞片(そうほうへん)」です。つまり、葉の変形した「苞」です。それをちぎって匂いを嗅いだら、特有の臭気がありました。ドクダミ科Saururaceaeは、双子葉植物、離弁花類。多年草。葉は単葉、全縁で互生します。托葉は葉柄と部分的に合着。花序は穂状。花は小さく、花被はありませんが、最下の包葉または... ...続きを見る

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2011/06/10 20:46
シデコブシ@小石川(2010年3月14日)
シデコブシ@小石川(2010年3月14日) 最近、ウィークエンドはジャズと決めていますが、もう少しだけモクレン科Magnoliaceaeの話題になります。シデコブシの学名は、Magnolia tomentosa Thunb.。モクレン科の落葉低木ないし小高木。愛らしい花が好まれ、世界中で花木として賞用されています。コブシM. praecocissima Koidz.に近縁で、葉の形、質や小さな萼片があることでは同じですが、全体に小ぶりで庭木向きです。花弁が12〜30枚と細くて、数も多いのが特徴的。花の色や樹形に変異が多く、いろいろな型にヒ... ...続きを見る

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2011/06/03 20:59
タムシバ@日光分園(4月16日)
タムシバ@日光分園(4月16日) タムシバの冬芽が、開園したばかりの日光分園に今か今かと開く時を待ってました。ビロード状の細かな毛にしっかり包まれ筆の穂先のようなつぼみが開き始め、冬芽が一番に膨らんで大木が未だ眠っている時に寒さに耐えてじっと春の到来を待つタムシバの冬芽って本当に愛らしいですね。今宵もモクレン属Magnoliaの続きです。タムシバ、学名は、Magnolia salicifolia (Sieb. et Zucc.) Maxim.。他の木々が冬枯れしたままのころ、葉の展開に先だって開花し、早春の山を真っ白に埋め尽くし... ...続きを見る

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2011/06/01 20:39
イブキトラノオvsハナムグリ@小石川(5月19日)
イブキトラノオvsハナムグリ@小石川(5月19日) 学名はPolygonum bistorta L.、タデ目Polygonales、タデ科Polygonaceae、タデ属Polygonumの多年草。根茎は太く短いようです。茎は直立し、高さ0.5〜1m、根出葉は卵状長楕円形で長柄があり、先はとがり、基部は切形で長く柄に流れ、長さ8〜20cm、表面は深緑色、裏面は淡緑色、無毛または有毛。茎葉は柄が上部にいくにしたがってしだいに短く、中部では無柄で茎を抱き、上部では線形で葉耳があり、いずれも長い葉鞘があります。花期は7〜9月で、円柱形の穂状花序に密に白... ...続きを見る

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2011/05/27 21:39
ユキノシタ@小石川(5月19日)
ユキノシタ@小石川(5月19日) 学名は、Saxifraga stolonifera Meerb.、バラ目 Rosales、ユキノシタ科Saxifragaceaeの半常緑多年草。春、細い走出枝を多数広げ、節や先に小苗をつけて繁殖します。葉は腎円形多肉質で柔らかく、長短の白毛があり、裏面は赤色を帯びています。表面は、写真のように白雲状の斑のあるものもあります。乾期や冬は、葉柄を地表に伏せます。初夏、20cm以上の花柄を出し、円錐状に花をつけます。花弁は細く五枚、上方三枚は小さく濃紅色の斑点があり、下方二枚は大形で大小不同、白色です... ...続きを見る

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2011/05/26 19:35
5月の小石川(5月19日)
5月の小石川(5月19日) 東大理学部付属の植物園、非常に多くの種類の草木が植えられています。この時期、アウトドア・アクテヴィティ全てが素晴らしいのですが、騒々しい都心にいる事を忘れさせてくれるサイトです。お花を求めて先ず向かったところは、入口から左折してハンノキ並木付近G10地区に咲いていたアメリカヒトツタバコ(モクセイ科) Chionanthus virginicus L., Oleaceae.、次は管理棟脇の植え込みにあったサンショウバラ(バラ科) Rosa hirtula (Regel) Nakai, Rosace... ...続きを見る

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2011/05/25 21:34
例幣使街道@日光分園(4月16日)
例幣使街道@日光分園(4月16日) 昨年のこの時期も日光分園に向かっていました。磐越道が珍しく雪に覆われてしまい、西会津付近で閉鎖、半日足止めを喰った記憶が蘇りました。この時期の新潟から日光への道程、何か問題があるのでしょうか。今回の日光分園再訪も若干遠い道程になってしまいました。先ず1点目、これは宇都宮ICを降り忘れてしまいました。時間的には30分以上のロスタイムを生じましたが、次に降りた鹿沼ICから表題の「例幣使街道」の杉並木をドライブすることができました。後で調べたら分かったのですが、江戸時代、日光東照宮に遣わされた例幣使が... ...続きを見る

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2011/04/22 21:04
ディアンテラ・ノドサ@新津植物園(4月9日)
ディアンテラ・ノドサ@新津植物園(4月9日) ディアンテラ・ノドサというのは一体何処から来ているのでしょうか。ブラジルに分布するということで,ポルトガル語なのでしょうか。高さは1〜1.5mほどでした。葉の腋(葉腋)に穂状花序をだし、儚げなピンクがかった紅色の唇状花を、アンニュイな雰囲気で咲かせます。写真は、今月の新潟県立植物園で撮ったもの。温室では真夏以外、周年開花しているようです。Justicia brasiliana(ユスティキア・ブラシリアナ)に分類されることもあります。キツネノマゴ科ディアンテラ属Deantheraの常緑多年草で、学... ...続きを見る

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2011/04/14 20:58
ウスベニアミメグサPink nerve plant@新津植物園(2010年11月30日)
ウスベニアミメグサPink nerve plant@新津植物園(2010年11月30日) 昨年の晩秋にも、新潟県立植物園でキツネノマゴ科Acanthaceaeフィットニア属Fittoniaの常緑多年草を見つけていました。ペルーからコロンビアにかけて分布。アンデス山系の湿潤な森林地帯に生え、高さは15〜20cmほどになります。茎はよく分枝して節から根を伸ばし、マット状に広がっていました。葉は楕円形で、大きさは9×7cmくらいまで。紫緑色の地に、薄紅色のハッキリとした網目状葉脈が目立ちます。この葉脈が薄紅色のウスベニアミメグサF. verschaffeltii var. pearceiは... ...続きを見る

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2011/04/13 21:50
ウコンサンゴGolden candes@新津植物園(4月9日)
ウコンサンゴGolden candes@新津植物園(4月9日) ペルー、ギニアなどの中南米、西インド諸島原産の、ゴマノハグサ目キツネノマゴ科Acanthaceae、パキスタキス属Pacthystachysの常緑小低木。5〜11月に黄色い紡錘状の苞から白い舌のような花を咲かせていました。属名のPachystachysは、ギリシャ語で、厚いを表わすパキス(Pachys)と、穂(Stachys)から来ており、黄色い包が幾つも重なる姿から命名されました。寒さに弱い熱帯性の花木で、コエビソウJusticia brandegeanaと同様に花のつく穂が苞に覆われています... ...続きを見る

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2011/04/12 21:32
コエビソウshrimp-plant@新津植物園(4月9日)
コエビソウshrimp-plant@新津植物園(4月9日) ベロペロネBeloperoneとも。メキシコ原産のゴマノハグサ目Scrophulariales、キツネノマゴ科Acanthaceaeの多年草。英名を訳してコエビソウ(小海老草)とも云います。30〜60cmの高さになり、常緑低木化します。温室内に地植えすると半つる性となって3m以上に伸び、基部から多数分枝するようです。葉は対生し、卵形で長さ3〜7cm、先はとがっていました。穂状花序は長さ5〜10cm、心臓形で赤褐色の包葉が重なり合い、美的です。花冠は細長く長さ約3cm、包葉の外に長く突き出て上下二... ...続きを見る

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2011/04/11 21:25
ノキシノブ@日光市街(4月18日)
ノキシノブ@日光市街(4月18日) ウラボシ科の常緑性シダ。昨年4月の鳴虫山の帰途、含満ヶ淵から国道に出たところの総合会館前の植栽で観察したもの。ヤツメランともいい、耐乾性が強いようです。短く這う根茎から、細長く先端の鋭い単葉を密に生じています。中脈を挟んで円形の胞子嚢群が、これ以上ないほど単純に二列に並んでいます。古い根茎には丸く浅い凹所が多数あるようですが、これは葉の落ちた跡。百科事典によれば、全国に分布しており(新潟では見かけないようです?)、市街地の石垣、かや葺き屋根、樹幹をはじめ、山地の岩上などに着生。中国をはじめ東南ア... ...続きを見る

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2011/04/10 20:27
オオビカクシダ@新潟植物園(3月13日)
オオビカクシダ@新潟植物園(3月13日) 植物園の説明は、(ウラボシ目 Polypodiales)ウラボシ科 Polypodiaceaeプラティセリウム属Platycerium。鹿のような形の葉(フォリッシュ・リーフ)とカゴ型の葉(ネスト・リーフ)の2種類の葉をつけるユニークな姿の着生シダです。東南アジアの熱帯に分布し、樹の幹に着生します。別名はコウモリランとありました。ウラボシ科は、広辞苑にも説明があって、シダ植物の一科。主に熱帯・亜熱帯に分布。約70属1,000種が知られ、単葉、一回羽状複葉が横走する根茎から出ます。かつては胞子嚢に... ...続きを見る

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2011/04/07 21:33
リュウビンタイ(新潟植物園)
リュウビンタイ(新潟植物園) シダ植物門Pteridophyta、リュウビンタイ綱Marattiopsida、リュウビンタイ目Marattiales、リュウビンタイ科Marattiaceaeの常緑性シダ。葉は大形の2回羽状複葉で長さ1〜2mになり、径30cmに達するという大きな肉質塊状の根茎から4枚束生。葉柄表面には通気孔が分布しており、それが細長い白斑にみえる葉柄もあります。葉質は幾分厚くて、柔らかかったと思います。羽片は長さ30〜70cmほど、幅10〜20cmほどで、基部に膨らんだ関節があって、披針形の小羽片を20対ほど... ...続きを見る

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2010/12/08 21:38
ヒカゲヘゴ(新潟植物園)
ヒカゲヘゴ(新潟植物園) Part 10、少年たちは古生代Paleozoic era後期の地質時代で、デボン紀Devonian periodとペルム紀Permian Period(二畳紀)との間の約3億年前に相当する石炭紀Carboniferous Periodに辿りついたようです。イギリスでこの時代の地層中に石炭層を多く含むことからこの名称が生まれたといいます。生物界では、温暖湿潤の環境下で森林を形成し石炭の素材になったシダ植物pteridophyteの著しい繁栄と、森林生活に適応して急激に発展した節足動物arthro... ...続きを見る

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2010/12/06 22:20
ミヤマトリカブト果実@栂池自然園(10月11日)
ミヤマトリカブト果実@栂池自然園(10月11日) キンポウゲ科の多年草。植物としてはもっとも強い毒を含み、天然物としてはフグ毒に次ぐといいます。名は、花の形が烏帽子に似ることによります。単にトリカブトというときは、トリカブト属Aconitum植物総体をさす場合と、中国原産で園芸に用いられるハナトリカブトA. carmichaeli Debx.を特定する場合があります。トリカブト属は、北半球の温帯から寒帯に約300種あり、二年生の根をもつ狭義のトリカブト類と多年生の根をもつレイジンソウAconitum loczyanum Rapaics 類に大別... ...続きを見る

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2010/11/05 20:44
オタカラコウ@栂池自然園(10月)、日光分園(8月)
オタカラコウ@栂池自然園(10月)、日光分園(8月) キク科の多年草。秋田以南の日本、東アジア〜ヒマラヤの暖〜温帯に分布し、深山の谷川のほとりなどに生えます。高さ1〜2m。根出葉は大きく心臓形で、長い柄があります。夏〜秋、茎の上部に、舌状花と筒状花からなる黄色の頭花を総状につけます。昨年8月、常念岳への一ノ沢ルート、笠原沢出合を過ぎた右岸の辺りで群生していたのを思い出しました。栂池自然園のそれはドライフラワー化してはいるものの、直立した茎の感じはそのマンマ、花後の写真を1枚だけ撮ってきたのがありました。今年の8月にも日光分園のボッグガーデンで撮影し... ...続きを見る

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2010/11/03 20:13
高層湿原@栂池自然園(10月11日)
高層湿原@栂池自然園(10月11日) 湿原とは、私の百科事典によれば、過湿な条件を好む草本や蘚苔類、あるいは低木に覆われている土地のことです。通常、潟や湖沼などが土砂で埋まって浅くなり、湿地が生じ、そこにアシなどが生育、繁茂することによって湿原ができますが、そうした地下水位の高い場所では年々枯死する植物の遺体が完全に分解せず、泥炭となって堆積していくため、湿原には泥炭を伴うものが多いようです。湿原は、地下水位の高低により次の3種類に分けられています。 低層湿原:地下水位が高く、水分過飽和な湿原を低層湿原といい、氾濫原や沼沢地にでき... ...続きを見る

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2010/11/01 20:50
10月が去りゆく時@栂池自然園(10月11日)
10月が去りゆく時@栂池自然園(10月11日) 10月ももう終わりですね。毎年この季節に思い出すのは、バリー・マニロウ(Barry Manilow, 1943-)の「10月が去りゆく時」(When October Goes)です。ジョニー・マーサー(Johnny Mercer, 1909-76)が作った曲ですが、この曲が発見されたのはマーサーの死後なんだそうです。マーサーの奥さんが彼のデスクから発見し、その後親交のあったマニロウに作詞作曲を依頼し1984年?に完成させたと言うことです。最後の I hate to see October go ... ...続きを見る

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2010/10/31 21:05
ギンパイソウ@日光分園(8/15)
ギンパイソウ@日光分園(8/15) 国内はこのまま南国になってしまいそうな陽気が続いてますが、新潟でも家庭菜園でバナナを植えたいくらいです。写真は、ナス科ニーレンベルギア(Nierembergia)属の多年草。園芸種ではニーレンベルギアの名でも知られていますが、ニーレンベルギア属は他にも何種かあって混乱を招きやすい命名なので感心しません。英名は Whitecup。和名はギンサカズキ(ギンパイソウ)。南アメリカのアルゼンチンからチリが原産です。茎は地上を這って広がり、高さは5〜10cmほど。節から発根します。葉は長楕円状のへら形で、... ...続きを見る

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2010/09/06 20:42
タマアジサイ@日光分園(8月15日)
タマアジサイ@日光分園(8月15日) ユキノシタ科Saxifragaceae(クロンキスト体系では、木本の大部分はアジサイ科Hydrangeaceae)の落葉低木。高さ約1.5m。母種のヤマアジサイと同じように茎に葉は対生し、葉身は楕円形で先はとがり、長さ10〜20cm、縁に細い鋸歯があり、両面に粗い毛が密生してざらつく。花期は幾分、遅めで7〜9月、枝の先に多数の淡紫色の花を散房状につけていました。花序の周りの萼片は大きくなり、花弁状に変化した装飾花があります。花弁は4、5枚、雄しべは約8本で花弁より長いようです。花序は若いときには... ...続きを見る

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2010/09/03 21:02
レンゲショウマ@日光分園(8/15)
レンゲショウマ@日光分園(8/15) レンゲショウマという花をご存知でしょうか?日本海側では見かけませんが、本州太平洋側中部の山中の林間に生える、キンポウゲ科の多年草です。地下茎は太く、横に這うそうです。茎は高さ30〜80cm。葉は多くは根生、少数が茎の下半部につき、大形の2、3回三出複葉で、鈍い光沢があり、小葉は粗い鋸歯があります。茎の先に数本の長い花柄を出し、まばらな円錐花序をつくり、径約3〜3.5cmの淡紫色花を5、6個下向きに開いていました。淡くほのかな光を透かし、日光分園入り口付近の林床を灯すランプのような花でした。 ... ...続きを見る

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2010/09/01 21:15
アキアカネ@日光分園No.18石柱付近(8/15)
アキアカネ@日光分園No.18石柱付近(8/15) 昆虫綱トンボ目トンボ科のアカネ属Sympetrumの昆虫で、日本を代表するトンボ。それほど数が多いし、他のトンボと比べれば、桁違いに多いのです。初夏に羽化したあと、高い山に長距離移動して山で夏を過すことで知られています。秋になれば成熟し、里に下りてきます。腹は赤く染まって、日本にもっとも普通にみられるトンボ、一般にアカトンボというときにはこの種をさします。アカネ属は、元来、北半球温帯の昆虫で、ヨーロッパとアジア大陸に約35種、北アメリカと中央アメリカに10種が知られており、日本には20種を産し日... ...続きを見る

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2010/08/28 21:44
女峰山、帝釈山、日光分園@お盆連休
女峰山、帝釈山、日光分園@お盆連休 盆休み後半の8月16日、以前から気になっていた日光女峰山を歩いてきました。前日の8月15日は、3ヶ月振りの日光分園、次のような夏の花に変わっていました。レンゲショウマ、タマアジサイ、コウホネ、プリニフォリアム(ツツジ科)、キツネノカミソリ、オゼヌマアザミ、イヌヌマトラノオ、マルバダクブキ、フジグロセンノウ、シロヨメナ、オタカラコウ、ノリウツギ、サワシバ、モミジガサ、ホツツジ、クリヴァラム(メタカラコウ属)、ヤナギタムラソウ、ギンバイソウ、アキカラマツなどです。ロックガーデンでの山の花も期待しての... ...続きを見る

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2010/08/22 18:07
ネコヤナギ雄花その後@小石川(3月14日)
ネコヤナギ雄花その後@小石川(3月14日) モクレン綱 > ビワモドキ亜綱 > ヤナギ目 > ヤナギ科 > ヤナギ属 前回(2月10日)のネコヤナギでは、雄花序の展開初期の写真を紹介しました。帽子のような芽鱗がスッポリと脱げ落ちると、銀色の絹毛に覆われた花序が現れるところまでだったと思います。今日は、次に絹毛の間から花糸と紅色の葯が伸びだして、花序は鮮やかな紅色になっていきます。更に葯が割れて黄色の花粉がこぼれると、花序は淡黄色に変わっていきます。雄花序を横に切断すると、葯の黄色い花粉と白い花糸の構造がよく分かり... ...続きを見る

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2010/04/06 21:03
イヌコリヤナギ雄花@新津植物園(4月6日)
イヌコリヤナギ雄花@新津植物園(4月6日) ヤナギ科の落葉低木。雌雄異株。冬芽の鱗片は一枚で深帽状。葉は対生ないし互生で長楕円形無毛。春から初夏にかけて、葉が出る前に長さ2、3cmの花穂を出す。包葉は上半部は黒色で残存性。花は腹腺体1個。雄しべは2本、花糸は合生して1本となっている。日本全土、朝鮮に分布し、水辺を好む。名は、コリヤナギに似ているが無用なのでいう(イヌが可愛そう?!)。 ...続きを見る

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2010/04/06 20:40
オオイヌノフグリ@小石川
オオイヌノフグリ@小石川 この週初めに仕事で駿河湾沿いのR1を行ったり来たりしていたら、重度の花粉症状が出てしまい切ない1週間でした。日本海側よりも、スギ花粉の空気中密度は2桁ぐらい多いようです。写真はゴマノハグサ科のオオイヌノフグリ、静岡の野原にも咲いていましたが、日曜の午後に小石川植物園で撮影したものです。花だけ見ているとミヤマクワガタに似ていますが、近縁のイヌノフグリは日本,東アジアに分布し、花は小さく、花柄は葉と同長。名は果実がイヌのふぐり (睾丸) に似ることからと云われています。オオイヌノフグリが広がってから... ...続きを見る

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2010/03/21 20:33
ゴマノハグサ目(Scrophulariales)
ゴマノハグサ科をタイプ科とするもので、分類体系によって含まれる科は異なります。クロンキスト体系ではキク亜綱の下に置き、次の12科を含めています。リストアップしていて、木本のキリがゴマノハグサ科に含まれていたのが意外でした。APG植物分類体系ではキリ科、ハマウツボ科、オオバコ科など複数の科に分割・移動しシソ目に含めているため、ゴマノハグサ目の名称は使われていません。また新エングラー体系でもゴマノハグサ科がシソ目に入っているため、この名称は使われていません。 ...続きを見る

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2010/03/21 14:09
フッキソウその後@小石川
フッキソウその後@小石川 2月に観察した管理棟脇の花壇に植えられたフッキソウが気になっていたので、この日曜に再度行ったら花みたいなものを咲かせていました。雄花は茎の上部に密につき、その下に雌花がついているのですが写真では分かりにくいかも知れません。なんと雄花にも雌花にも花弁はなくて、4個の萼片だけがあります。雄花は雄しべが4本、雌花は2花柱をもつ四室の子房があり、各室に胚珠が1個あるようです。 ...続きを見る

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2010/03/18 21:19
ハコベ@小石川植物園
ハコベ@小石川植物園 ハコベStellaria neglecta Weiheは、ナデシコ科の越年草。春の七草の一つ。茎が緑色なのでミドリハコベともいいます。茎は柔らかく地表をはい、先は斜め上に伸びる。葉は卵形で長さ1〜2cm、先はとがります。春から夏、茎頂に小花をまばらに開きます。花弁は白色、深く二裂。種子には、ややとがった微小突起があります。道端や田畑、荒れ地に普通に生え、日本全土、およびアジア、アフリカ、ヨーロッパの温帯を中心に広く分布。写真は、これによく似たコハコベS. media (L.) Villars、茎... ...続きを見る

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2010/03/17 20:09
イカリソウ「マリコ」@新潟植物園
イカリソウ「マリコ」@新潟植物園 イカリソウというと、何故かフランク・シナトラとジーン・ケリーの古いMGM映画「錨を上げて」を思い出してしまいます。錨をイメージすると頑丈で重くて格好いいのですが、優しい錨もあるのです。メギ科の多年草、中国原産。ピンクと白の花弁のコントラストガ大変美しい固体です。イカリソウの名は花形を舟の碇に見立てたもの。国内の山野に見られる距がなくて花柱が露出していました。花言葉は、君を離さない、人生の出発だそうです。本来中国に産するイカリソウの仲間で「ホザキノイカリソウ」、このイカリソウから調製される生薬で漢... ...続きを見る

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2010/03/16 22:13
思いのまま@小石川
思いのまま@小石川 「思いのまま」というよりも、"Things are unlikely to turn out as you wish."(君の思いどおりにはなるまい)と、訴えているウメの園芸種のようです。写真では分かりにくいですが、一つの花弁にピンクと白いのがあります。その変化をこちらの思う場所に出そうとしても言うことをきかない。すなわち、人間の思いのままにならず、木が思いのままに振舞っているから、その名が付いたと云います。園芸学的な分類では、野梅系・野梅性。枝は細く花は小ぶりですが、とてもよい香りがしました。... ...続きを見る

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2010/03/08 19:49
フジ葉痕@小石川
フジ葉痕@小石川 マメ科の落葉藤本。小木のイッサイフジ(長崎一才)の葉痕が、優しいヒゲ親爺のようなユニークな風貌をしていました。「きっとこの春、良いことあるよ」と囁いているようでした。そう、きっと良いことがある。今年は、色々な新しい挑戦が待っている・・・とね。フジは種名、系統名から園芸品種まで数えると、種類も結構な数にのぼりそうです。大別すると右巻のフジ(長藤)と左巻のヤマフジ(花美短花)に分けられます。それぞれに花房の長さ花色も数多くあり、〜5月にかけてその美しさを競い合うよう咲き誇ります。長崎一才は、最も花付... ...続きを見る

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2010/03/07 19:53
ヤマナシ冬芽@小石川
ヤマナシ冬芽@小石川 この木を見ると、角田山灯台コース中腹で季節になると純白の花や実をつけていたのを思い出します。樹皮は灰紫黒色、成木では不規則な割れを生じ、若枝は褐紫色で楕円形や円形の皮目があり、小枝は刺状になりやすいようです。葉は互生しますが、短枝では輪生状につき、卵円形から卵状楕円形、先端は尾状に鋭くとがって、縁に芒状の鋭い鋸歯があります。4〜5月、写真の短枝先端に純白で径約3cmの5弁花を数個開きます(末尾写真は、角田山で1昨年春撮影)。果実はなし状果、ほぼ球形で径2〜3cm、褐色に熟し、萼片はありません。本... ...続きを見る

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2010/03/07 19:42
蘇芳梅(すおうばい)@小石川
蘇芳梅(すおうばい)@小石川 ウメを詠んだ歌といえば、菅原道真の「東風ふかば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」の和歌があまりにも有名です。古代では、サクラではなくウメが春の花のシンボルだったようです。道真は、どんなウメを詠んだのでしょうか・・・。蘇芳梅の花色は濃紅色の中輪咲きです。濃紅色は、王朝の詩歌や物語に多く見られる紅梅色のひとつですが、平安時代には早春の着物の色として愛好され、その服色は平安文学にしばしば現れます。紅梅色はかすかに紫味を含んでいて、紅染の濃さによって、濃紅梅・中紅梅・淡紅梅の三級に分けられ... ...続きを見る

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2010/03/06 10:58
花座論@小石川
花座論@小石川 野梅系・野梅性の白い八重咲きの20〜25mmの中輪です。花弁は波を打って、数片が内側へ巴状に曲がっています。花が2〜3輪集まり、座を組んで論じているように見えると云うのが、この名の由来のようです。問答の内容は何なのでしょうか。耳を澄ませば、春の足音が聴こえてきそうです。遅咲きのようで、咲き始めたばかり、殆どが蕾でした。ちなみに野梅性(やばいしょう)は、野梅系の中で最も原種に近い梅で、枝が細く、トゲ状の小枝が多いのが特徴。新梢は緑色で、日焼けすると赤みがでると云います。 ...続きを見る

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2010/03/06 10:17
唐梅@2/26小石川
明日は24節気の啓蟄、地中で冬ごもりをしていた虫が春の訪れを感じて地上に這い出てくるの意です。朝の平均気温が5℃以上になると、この「啓蟄」が頻繁に見られるといいます。新潟の最低気温の平均値が5℃以上になるのは、4月になってからとのこと。小石川のウメ園では、ムクドリがしきりに地中から這い出てきた虫を食べていました。小石川のウメ園は、数こそ少ないものの種類は豊富です。ウメには多数の品種があり、中国から渡来したもののほかに、日本でも江戸時代には品種がつくられており、現代では300種以上あります。 ... ...続きを見る

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2010/03/05 21:34
ムクドリ(starling)、ウメ園@2/26小石川
広義には鳥綱スズメ目ムクドリ科に属する鳥の総称で、狭義にはそのうちの一種をさします。翼の幅が広く先がとがり尾が短いので、飛翔する姿からはずんぐりした感じを受けます。昆虫やクモ、木の実などを食べるようで、この日も幼稚園児たちに混じってウメ園の周りで採餌していました。種のムクドリSturnus cineraceusは、ムクドリ属16種中の一種で、全長約24cm。背面は黒褐色、下面は淡色、顔には不規則な白斑がありますが、橙黄色の嘴と腰の白色が、短い尾とともに顕著な特徴となっています。日本、樺太、アムー... ...続きを見る

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2010/03/04 20:29
フッキソウ(富貴草)@小石川
ツゲ科の常緑多年草。1昨年の暮れに角田山で見たときは、常緑の低木というイメージしかありませんでした。地表を覆うように繁殖し、葉は互生で茎上に集まって輪生状にみえ、卵状楕円形で上部に粗い鋸歯があります。雄花の基部を見ると、真珠のように美しい核果を付けていました。卵円形で長さ約6mm、乳白色に熟しています。名前の由来は、葉が常緑で、よく成長して株がどんどん増えていく様子を「富」が増すとみなし、白い宝石のような実を貴金属とみなして「貴」の字をあてたと云います。 ...続きを見る

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2010/03/04 19:44
カンヒザクラ@小石川
バラ科の落葉高木。ヒカンザクラとも呼ばれるようですが、ヒガンザクラと混合されやすいため、最近はカンヒザクラと呼ばれるほうが多いようです。樹皮は灰黒色で横の皮目が目だちます。関東地方以南で庭に植えられます。中国大陸南部、台湾原産で沖縄では野生化しているようで、石垣市荒川のカンヒザクラ自生地は国指定天然記念物になっているそうです。2、3月、葉の出る前に、緋紅色の花が鐘状(ベル状)に半開して下向きに咲くのが特徴的です。柴田記念館手前の曲がり角に、今年も沢山の花を咲かせていました。 ...続きを見る

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2010/03/02 21:43
ユキワリイチゲ@小石川
太郎稲荷(F10)の辺りで、2番目の「春の妖精」を見つけました。種名表示の名札が設置されていますので、この時期近くに行けば容易に見つけることが可能と思います。名前から雪国で自生していると勘違いしそうですが、日本海側の新潟では観察したことはありません。帰宅してから調べると、分布域は本州西部から九州のようです。名は、まだ雪のある早春に花を開くことによります。別名に、花色を瑠璃色に見立て、ルリイチゲともいうようです。キンポウゲ科の多年草で、地下茎はやや太く、長く横に這います。茎は高さ15〜30cm、茎... ...続きを見る

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2010/03/02 21:12
フクジュソウ(Far East Amur adonis)@2/26小石川
薬草園のフクジュソウが、咲いていました。ギリシャ神話の中で、アドニスという美少年が登場します。アドニスは女神アフロディテに愛され、女神の配慮で冥界の王妃ペルセフォネに預けられました。しかし、少年に恋をしたペルセフォネが彼を返すことを拒んだので、アフロディテはゼウスに訴えました。そこで、ゼウスはアドニスに1年の1/3ずつを二女神のもとで、残りの1/3を好きな所で暮らすよう命じます。それを妬んだアフロディテの愛人アレスのたくらみによって、アドニスは狩りの最中、猪に突かれて死んでしまいます。そのとき、... ...続きを見る

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2010/02/28 17:42
ダイサギ(great white egret)@小石川
昨日、小石川植物園を歩いていたら園内の低地側の池にダイサギがいました。小石川の名前の由来は、@小石(礫)の多い川原を流れていた(江戸砂子)とする説と、A加賀国石川郡から白山神社を勧請したことにより小・石川(神社略紀)とする説があるようです。私は@の説が有力かと思うのですが、だとするとこの辺りは昔からダイサギが住んでいたのかもしれません。日本海側のダイサギと違い人慣れしているのか、私が近づいても逃げません。池の中で餌取りに夢中のようで、ゆっくり歩きながら近づいてきました。90mmマクロのフレームか... ...続きを見る

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2010/02/27 22:41
ゴマギ@小石川
百科事典ではなまらずに「ゴマキ」と記されていましたが、スイカズラ科の落葉低木または小高木。高さ2〜8m。日本特産種で、山地の向陽地に生え、太平洋側の本州、四国、九州に分布します。関東地方南部でも、箱根山系には分布するそうですが、丹沢山塊では見られないなど、分布に偏りがあるそうです。名は、葉や枝などに強いゴマの臭気があることによります。北陸から東北地方には、葉の幅が広く、花序も大きくなる変種マルバゴマキ(別名ヒロハゴマギ、オオバゴマギ)が分布し、山地の林内に生えるといいます。冬芽の芽鱗は2対、外側... ...続きを見る

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2010/02/25 21:17
チョウジガマズミ(おお神よ)@小石川
新潟でのフィールド観察結果が枯渇化してきましたので、再び今月10日の小石川の話題に戻ります。2月も後半になると日本海側も春を思わせるような気象が断続的に続きますが、この日の東京は寒くて分類標本園で観察を続けているだけでも身体が冷えてきました。トチノキ、ネコヤナギ、ニワトコの他にもフクジュソウ、ホソバヒイラギナンテン、ナンテン、ナナカマド、トサミズキ、ゴンズイ、ハクウンボク、エゴノキ、ムラサキシキブ、ゴマギ、そしてチョウジガマズミ等の魅力的な冬芽を撮影してきました。今日のテーマはチョウジガマズミで... ...続きを見る

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2010/02/23 20:44
ニワトコ(elder)@2/10小石川
同じ分類標本園のニワトコ、展開前の混芽(花芽と葉芽が一緒)に多くのアブラムシがブレークしていました。気温が11℃を超えると孵化するので、前日の陽気に活発化したものと思われます。この日は前日よりも気温が10℃ほど下がったので、北風を避けるように風下側に寄り集まっていました。ニワトコは、スイカズラ科Caprifoliaceaeの落葉低木。高さ2〜6m。本州から九州、および朝鮮半島に分布。変異が多いようで、北海道には花序の粒状突起が長い変種エゾニワトコ、日本海側には主幹が横に這うミヤマニワトコ、ナガエ... ...続きを見る

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2010/02/13 11:08
ネコヤナギ(pussy willow)@2/10小石川
また、しばらく小石川が続きます。分類標本園で、ネコヤナギの雄花序が展開し始めていました。帽子のような芽鱗がすっぽりと脱げ落ちると、銀色の絹毛に覆われた花序が現れます。この後、絹毛の間から花糸と紅色の葯が飛び出すと、鮮やかな紅色になります。2枚目の写真では、僅かに紅く色づき始めています。ネコヤナギはヤナギ科Salicaceaeの低木。早春、葉が出る前に花穂を出します。水辺に生え、日本全土に分布。日本名・英名ともに、ふっくらとした銀白色の花穂をネコの尾に見立てたものと思います。 ...続きを見る

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2010/02/13 10:33
トチノキ葉痕@2/10小石川
この時期の小石川植物園は、旧養成所井戸脇のカンザクラとウメ園の開花が見事なのですが、他には余り見るべきものがありません。分類標本園で、トチノキのユーモラスな葉痕を見つけました。トチノキ科Hippocastanaceaeの落葉高木。高さ30m、径1m以上になりますが、標本園のは樹高1mほどの幼木なので葉痕が容易に観察できます。冬芽は大形、頂芽は長さ約4cm、長卵形で樹脂がある。山間の沢地に生え、北海道南西部から九州に分布。種子は食用に、材は家具、器具、彫刻材に用います。トチノキ属Aesculusは... ...続きを見る

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2010/02/11 22:45
シナマンサク@2/10小石川植物園
昨日、出張のついでに今年初めて小石川植物園に寄ってきました。入り口脇にあるシナマンサクHamamelis mollis Oliv.が早くも開花、中国産のマンサク科の落葉小高木です。日本海側で観察できるマルバマンサクH.japonica Sieb. et Zucc. var. obutusata Matsumuraに比べ、樹高が高いようです。葉も大きくて、マルバマンサクの葉身が6〜9cmに対して8〜16cmほどあります。花の咲く時期まで褐色になった葉が残っています。果実はさく果。名は、早春に花が枝... ...続きを見る

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2010/02/11 21:50
ヒマラヤスギ@小石川植物園
マツ科の常緑高木。この小石川植物園の管理棟前の種は大きい。柴崎記念館には、詳しい説明書があって、花は雌雄同株。花期は10〜11月。雄花も雌花も短枝に1つずつ上向きにつくという。雄花は4cmくらい、多数のオシベが螺旋状につく。雌花は5mmくらいと小さくて数も少ないので目立たない。スギと名前がついているがマツの仲間で、枝を水平に広げた独特の樹形。実は長さ6〜13cmの卵形。大きな木は上のほうに熟した松ぼっくりをつけている。 ...続きを見る

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2010/01/09 20:25
Xmasチャリティ・ピンバッジ@Kew Gardens(東武池袋店)
今年のモチーフは、溢れる想いが込められたXmasギフトボックス。この時期もう品切れかと思ったが・・・、ゲッツ!赤とピンクの2種を用意したとあったが、赤は人気らしくピンクが僅かに残っていた。指先ほど大きさなのに、不思議とキラキラの楽しみがいっぱい詰まってる雰囲気だ。環境保全活動支援チャリティだそうで、収益は英国王立キュー植物園に寄付され、絶滅の危機に瀬している植物の種の収集等の環境保護活動に役立てられるという。お近くの方で、ご興味の向きは早めにどうぞです。 ...続きを見る

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2009/12/12 14:56
スイショウ (水松)@小石川植物園(11/10)
スギ科スイショウ属 Glyptostrobus の落葉高木。中国南東部の水辺、沼沢地、河岸などにはえる。日本には明治末期に入る。樹皮は光沢のない赤褐色、ヒノキの樹皮に似ている。葉は長さ3〜15mmほどで、幼木では扁平線形、成木の短枝では鎌状針形、長枝では鱗片状となる。秋には紅葉し、落葉する。花期は3〜4月、果実は頂生し長倒卵形で,鱗片は瓦が重なったようであるという。日本では暖地の植物園などでまれに植えられる。宝塚植物園、宇治市植物園の木はかなりの大木らしいが、小石川植物園のはハンノキ林付近に植え... ...続きを見る

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2009/11/28 19:56
モミジバスズカケノキ@小石川植物園(11/10)
別名カエデバスズカケノキとも、スズカケノキとアメリカスズカケノキとの雑種で、英国で交配されたといわれ、明治末期に渡来した。両種の中間の形をしている。樹皮は大きな薄片となってはげ、あとは白色と淡緑色のまだらになる。本年枝は灰白色、はじめ星状毛が密生するが、のち無毛。葉は互生、葉身は長さ10〜18cm、幅12〜22cmの広卵形で、3分の1の深さまで3〜5裂し、中央裂片の深さと幅はほぼ等しい。枝と同じように、はじめ両面とも星状毛が密生するが、のち脈腋を除いて無毛になる。葉柄の長さは2〜4cm、托葉は膜... ...続きを見る

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2009/11/28 17:45
アメリカスズカケノキ@小石川植物園(11/10)
スズカケノキ科 Platanaceae はスズカケノキ属 Platanus のみからなり、南ヨーロッパからインド、マレー方面と北アメリカ南部からメキシコに6種が分布する。アメリカスズカケノキ P.occidentalis L.(英名 buttonwood) は北アメリカ東部原産で、高さ30m、とくに大きなものでは50mになり、樹皮は乳白色で小さくはがれる。年を経ると暗褐色となり、縦に割れ目ができる。小石川のこの種の幹には、迷彩模様はみられなかった。葉は広卵形で浅く3〜5裂し、縁に粗い歯牙がある。... ...続きを見る

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2009/11/27 21:11
スズカケノキ@小石川植物園(11/10)
マンサク目 Hamamelidales スズカケノキ科 Platanaceae の落葉高木。小石川のこの木は、明治9年に導入された日本で最も古いスズケケノキ Platanus orientalis L. のひとつという。街路樹で現在広く使われているモミジバスズカケキ P.x hispanica Muenchh. は、このスズカケノキとアメリカスズカケノキ P.occidentalis L. の雑種であることが知られている。小石川のこの広場では、これらの3種を比較観察できるのである。先ずは原種のス... ...続きを見る

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2009/11/27 20:52
ハンノキ@小石川植物園(11/10)
ブナ目 Fagales、カバノキ科 Betulaceae の落葉高木。ハリノキ、ヤチハンノキともいう。高さ20mに達する。樹皮は灰色、老木では縦に割れる。枝は褐色で滑らか、若い枝は灰褐色でまるい皮目が多い。葉は互生し、長楕円形で長さ6〜13cm、幅2〜5.5cm。先端は尖り、基部は広いくさび形。縁に浅く切れ込む鋸歯がある。側脈は7〜9対あり、表面でへこみ裏面に隆起する。湿地や川原などに生え、ときに純林をつくる。小石川植物園のなkでも存在感の強い木だ。北海道から九州に分布。水田地帯で稲掛け用に列植... ...続きを見る

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2009/11/26 20:29
オキナワテイショウソウ@新潟県立植物園(11/14)
オキナワテイショウソウ(別名オキナワハグマ、マルバハグマ)は、琉球列島の照葉樹林内に生えるオクモミジハグマの仲間。オクモミジハグマよりも花序は大型で,頭花は多数つく。頭花が3つの小花からなるのはオクモミジハグマと同じ。葉は心形で大型。モミジハグマ属の葉は茎の下部より上にやや輪生状につく。1頭花に3個の小花があり、小花は両性。ときに閉鎖花になるのが特徴だ。属名、及び別名にあるハグマ(白熊)とは、ヤクの尾の毛のことで払子(ほっす)に作り、槍、旗、兜などの飾りにする。白い花をこれに見立てたということだ... ...続きを見る

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2009/11/21 17:02
スパティフィルム@県立植物園(11/14)
スパティフィルム属は、サトイモ科Araceaeの単子葉植物で約40種が知られている。熱帯アメリカと少数がフィリピンなどの東南アジア原産の常緑多年草。長い柄をもつ深緑色の葉を地際から叢生し、葉身は薄い革質で羽状の側脈がよく目立つ。葉の長さは一般に12-65cm、幅3-25cmと大きい。花は長さ10-30cmの白、黄、または緑がかった仏炎包に囲まれ肉穂花序をつける。いくつかの種が園芸種として人気があり、切花や鉢植で出回るのは雑種起源の園芸品種であることが多い。写真の種も、Spathiphyllum ... ...続きを見る

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2009/11/21 13:47
ソーセージノキ@県立植物園(11/14)
大航海時代以降、ヨーロッパ王侯貴族の趣味として、見たこともない華麗で多様な植物を生きたまま本国に運んで、これらを自分の庭で咲かせたいと思う慣習が広まったという。特にイギリスやオランダはその核心。背景には、薬草学の知識やリンネ(1707-1778)を頂点とする分類学の発展などがあった。デンマーク・カクタスを持ち帰ったアラン・カニンガム(1791-1839)などのように、プラントハンターと呼ばれる植物採集の専門家の役割が大きい。プラントハンターとは「貴族ではない、上流階級ではない、しかし最下層の出身... ...続きを見る

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2009/11/20 22:36
デンマーク・カクタス@県立植物園(11/14)
風邪気味の土曜、10年前の開園当時以来の入場、クリスマス展が開催されていた。そのせいか熱帯植物ドームでは、クリスマスのイルミネーションらしい飾りつけがなされており、回廊ルート終盤では1ヶ月早いクリスマスの雰囲気が溢れていた。小枝や木の実などの自然素材をふんだんに使った装飾と、柔らかいイルミネーションの光が溶け込んだ展示。その一角に、表題のデンマーク・カクタスの鉢植えがあり、名札にはSchlumbergera(シュルンベルゲラ) cv.とあり、サボテン科、分布はブラジル(原種)とあった。クリスマス... ...続きを見る

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2009/11/15 21:59
ロードデンドロン・コノリ@新潟県立植物園(11/14)
「その男、薮漕ぎ中」と、いう奇妙(失礼、大町のアルピニストだと思う)なブログを拝見しながらのアップになる。今日のタイトルは「そのうち白沢天狗山」、新潟の山を標高で比較すると信州以上に残雪期にしかアタックできない山が多い。北アの傍にお住まいになっていて、こうした登山スタイルがあることに驚いてしまった。今日の私は軟弱極まりないかも知れない。新潟の里山を天気模様から諦めてしまい、近くの県立植物園に寄ってきた。9時半開園までの時間には、少し早めの到着だったらしく駐車場に待機していたら、2〜3台の車が入っ... ...続きを見る

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2009/11/14 21:32
ハイマツ@小石川植物園(11/10)
マツ科の匍匐(ほふく)性常緑低木。通常幹は走出枝が密生して四方に広がるが、風当りの少ない山腹などでは斜め上に伸び(ふつう幹は地をはい)、またやや直立することもある。まったく直立する形は、北海道でみられる。葉は三稜状針形をなし、長さ3〜9cm、短枝上に5枚束生し、多少湾曲し、剛強で縁には歯牙がすこしある。葉鞘はない。白みを帯びる。雌雄同株。6〜7月、開花する。雄花は新枝の下部および中部に密生し、暗紫紅色、包鱗に2個の葯があり、黄色の花粉を出す。雌花は新枝の上部に2、3個つき、卵状楕円形で淡紫紅色。... ...続きを見る

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2009/11/13 20:22
チョウセンゴヨウ@小石川植物園(11/10)
最近、最終氷期以来の植生変遷が話題になっている。その結果、後氷期に分布を拡大し、現在の植生帯を特徴づけている植物や、その逆に、後氷期に分布を縮小したものが浮かび上がってきた。前者の例としてオオシラビソ、ブナ、後者の例として表題のチョウセンゴヨウが挙げられる。こういった分布変遷を明らかにすることは植生帯の成立、温暖化、CO2濃度に対する植物の応答を理解する上で、大事なことだと思う。 ...続きを見る

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2009/11/12 22:18
アカマツ@小石川植物園(11/10)
昨日(11/10)、上越新幹線終点をひとつ手前に下車、山手線を巣鴨下車、地下鉄(都営三田線)で白山に降りて1ヶ月振りの小石川植物園に向かった。東北側の門塀越しに紅葉した木々が見えた。その上を晩秋の朝の陽差しが渡っている。天気が良いせいか、近所の幼稚園児が大勢入場してきた。今日から、その植物園の幾つかを紹介したいと思う。最初にマツ科の常緑針葉高木。大きいものは高さ50m、直径2.5mにも達するというアカマツ。樹皮は赤褐色または黄赤褐色。老樹では厚く亀甲状に裂ける。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2009/11/11 22:49
ヤマモモソウ@小石川植物園(9/11)
別名、白蝶草(はくちょうそう)というそうで確かに4枚の花びらが蝶の羽みたいである。花茎が長く伸びてその先に花をつけるので、風が吹くだびに揺れ動き、そんなところも蝶を思わせるのかも知れない。アカバナ科ガウラ属Gauraのアメリカ原産種。アカバナ科Onagraceaeは、殆どが草本であるが低木もある。葉は単葉で対生または互生し、普通は4数性で、托葉はない。花は両性で多くは4数性、放射相称。萼は子房に合着し、花弁も同数で離生。雄しべは花弁と同じかまたは倍数。葯は二室で縦列する。子房は下位で、花柱の先端... ...続きを見る

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2009/10/09 21:06
キクイモ@小石川植物園(9/11)
キク科の多年草。北アメリカ原産で、日本には江戸時代末に渡来した。茎は高さ1〜2m、太さ3cm。葉は長卵形(楕円形)、先はとがり長さ20cmくらい、茎の下部では対生、上部では互生する。茎や葉の表面に粗い毛があってざらつく。9〜11月、茎の上部がよく分枝して多数の頭状花をつける。全体はヒマワリに似るが小形、花は径6〜8cm、中央に黄褐色の筒状花(管状花)が集まり、黄色の舌状花がそれを囲む。地下のショウガに似た形の塊茎はイヌリンinulinを主成分とし、食用、またアルコールや果糖製造の原料とするらしい... ...続きを見る

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2009/10/08 21:21
シカクヒマワリ@小石川植物園(10/2)
台風18号が上陸し各地で注意が発せられているようだ。ちょうど半世紀前の伊勢湾台風の進路に似ているというので、心配・・・。シカクヒマワリの花期は7月ころからというが、先月は咲いてなかったと思う(多分)。向日葵Helianthusというほど花は大きくなく、キク科テトラゴノセカ属Tetragonothecaの一年草または多年草。原産地は北アメリカの南東部で、名の由来は茎の断面が四角いところからきている。単幹直立し2mほどに達するという。先端に10cmほどの黄色い花を咲かせていた。花をパッと眺めた感じは... ...続きを見る

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2009/10/08 00:13
ユウガギク@小石川植物園(10/2)
ユウガギクはカントウヨメナに比べると、すっきりと背が高く、スマートに咲いているようだ。葉は3、4対に浅く切れ込んで縁に毛があり、質は薄いというが残念ながらその特徴を捉えた写真は撮ってなかった。かろうじて植物園の標識を入れた写真があったが、これでは未だ未だだ。幸い先月9月の中旬に訪れたときにも咲いていたようで、花冠のアップを最初に乗せておく。茎は直立し、高さ0.5〜1.5m。7〜10月、散房状花序をつくり、径約2.5cmの頭花を多数つける。周辺の舌状花は白色または淡紫色、中央の管状花は黄色。痩果は... ...続きを見る

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2009/10/06 20:57
カントウヨメナ@小石川植物園(10/2)
キク科Compositae (Asteraceae)ヨメナ属Kalimerisの多年草。野菊と一口に言っても、紺色をしたヨメナ、カントウヨメナ、ノコンギク、又、白い花を付けるリュウノウギク、シラヤマギク、シロヨメナ、基本的には白であるが少し青みがかるユウガギク等、様々である。その中でも、ヨメナは長い地下茎を引く。茎は高さ0.6〜1.2m、上部で分枝し、紫色を帯びることが多い。葉は披針形で粗い鋸歯があり、表面はやや光沢がある。7〜10月、分枝した枝先に径約3cmの頭花をつける。痩果は長さ3.5cm... ...続きを見る

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2009/10/06 20:55
ハマギク@小石川植物園(10/2)
キク科キク属Chrysanthemumの多年草。植物園の学名標識の属名は、Nipponanthemumとあった。茎は木化して基部から叢生し、高さ0.5〜1m。葉は互生し、匙形で無柄、質は厚く、表面は光沢がある。9〜11月、径約6cmの頭花をつける。頭花は白色の舌状花と黄色の管状花からなり、やや長い柄がある。海岸の崖や砂丘に生え、青森県から茨城県の太平洋側に分布するというから新潟ではお眼にかかれない。 ...続きを見る

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2009/10/05 21:12
ハマカンゾウ@小石川植物園(10/2)
先週末の金曜(10/2)、1ヶ月ぶりに小石川植物園に行ってきた。花の少ない時期になったことに加え、小雨混じりであったので園内の人影は殆ど見えずに、歩いていても会う方は植物園関係者だけのようであった。今日から、この閑散期の植物園で撮ってきた写真のいくつかを紹介したいと思う。最初は、標本植物園で咲いていたハマカンゾウ。ユリ科ワスレグサ属Hemerocallisのハマカンゾウは関東地方以西の本州・四国・九州に分布する常緑性の多年草。海岸の崖地・急傾斜地などに生育する。ノカンゾウによく似ているというが、... ...続きを見る

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2009/10/05 20:57
チョウセンゴヨウ@薬師岳(9/27)
先週末の休みに折立から薬師峠テン場で1泊して、薬師岳をピストン。針葉樹林帯の登山道で、チョウセンゴヨウの球果が転がっているのを見つけた。おそらくリスなどの小動物が食べたのであろう。周辺に種鱗が散らばっていた。食べ残した種鱗を剥がしてみると、種子が2個づつ就いていた。山行の詳細を記す前に、このチョウセンゴヨウの現在の分布を知るためにweb上の文献をレビューしてみた。日本海側の飯豊界隈には分布してないようで、本州中部山岳にほぼ限られ、コメツガと混交するという。写真は持ち帰った種子を割ってみたもの、胚... ...続きを見る

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2009/09/29 22:57
ヒガンバナ@小石川植物園(9/11)
植物園のあちこちに咲いていた。ヒガンバナ科Amaryllidaceae(アマリリダケアィ)の多年草。マンジュシャゲともいう。鱗茎は広卵形で径5〜6cm、黒褐色の外皮がある。葉は線形で長さ30〜50cm、幅6〜8mm、花茎が枯れたあとに出て越冬し、翌春に枯れるのでこの時期にはない。秋の彼岸のころに高さ30〜50cmの花茎を出し、散状に緋紅色花を5、6個横向きに開く。花被裂片は倒披針形で長さ約4cm、幅5〜6mm、強く反転し、基部に鱗片状の副花冠がある。雄しべ、雌しべともに花被裂片よりはるかに長く、... ...続きを見る

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2009/09/25 20:22
ツマグロヒョウモン♀@小石川植物園(9/11)
先日、小石川のメスグロヒョウモン♂をアップしたが、♀のほうを忘れていた。、♀の前ばね先端部は黒色を帯び、その中に白色の斜帯があり、この種の雌雄の差は著しい。開帳した映像が撮れなかったのだけど、この際忘れないうちに記しておこうと思う。英名は、Indian fritillary。One of several species of butterflies belonging to {Argynnis} and allied genera; -- so called because the colori... ...続きを見る

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2009/09/24 20:59
イチモンジセセリ@小石川植物園(9/11)
農家の方からみれば、そのお子チャマ、ツトムシは歓迎せざる鱗翅目だと思う。でも、何で都会のド真ん中「小石川植物園」にまで、観察できるのだろう?!周辺には田圃がないのに不思議である。イチモンジセセリは幼虫で越冬し、5月に越冬した世代の成虫が出現。んで早植えの稲葉に第1世代卵を産付、ふ化した幼虫が葉を食害する。7月下旬になると成虫が出現し8月上旬まで産卵。この第2世代幼虫が盛んにイネを暴食するという。第2世代成虫は、8月下旬から9月に現れ産卵。9月の気温が高いと、10月以降に第3世代成虫が発生。9月以... ...続きを見る

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2009/09/14 20:07
アキグミ@西海岸公園
今日も週末のお休みの土曜に送別会が入ってしまい、先ほど帰宅したばかりである。今日は午前中、少し晴れたので西海岸公園を歩いてきた。渡り鳥の声はするが、中々ビギナーには見つけることができず、成果は恥ずかしながら表題のアキグミだけとなった。グミ科の落葉低木。よく分枝する。小枝は黄赤褐色。葉は円いものから細長いものまで、広狭さまざまである。葉の裏面は銀色の鱗片に密に覆われていた。花は、葉腋に集まって開いていた。萼の外面は銀色の鱗片に厚く覆われ、内面は黄褐色を呈し、筒部は細長く裂片は四枚、披針形でよく尖る... ...続きを見る

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2009/05/24 00:47
パフィオ・デレナティー@小石川植物園
先日記したパフィオペディルム・ハイナルディアナムは、フィリピンのルソン島やネグロス島に分布しており標高1400mまで自生しているというが、こちらはベトナムが原産である。自生地は消滅したと考えられていたようだが、最近になって再発見されたという。ラン科パフィオペディルム属の中にあって、淡いピンク色が愛らしい感じだ。学名は Paphiopedilum delenatii。英名はないようだ。 ...続きを見る

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2009/04/26 22:52
パフィオ@小石川植物園
公開温室の中に洋ランの一種だと思うのだが、渋い魅力を醸し出していた鉢植えの花があった。まだまだ種の表示はなされておらず、鉢の脇に写真のような小さなラベルで"Paphiopedilum haynaldianum"と表示されているだけである。この"Paphiopedilum"という属名(原種名かも知れない)を、英英辞典で調べると "horticulturally important genus of mainly terrestrial orchids including many hybrids;... ...続きを見る

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2009/04/23 21:56
4月の小石川植物園
先週の木曜(4/16)、久々に小石川植物園を歩いてきた。木々の葉が茂り入場者数、場内のメンテナンス担当者の数も冬場に比しても多くなったようだ。眼を凝らすと裸木に若葉も増えてきた。サクラは既に終わっており僅かにサトザクラの遅い時期のものが花を残らせていた程度であった。若葉のことを英語では green shoot という。shoot は撃つと意味が浮かぶが、ここでは新芽という意味もあるので、景気回復の意味合いでもあって欲しいものである。入口のシナマンサク(F15)は、新芽から若葉を展開させておりまさ... ...続きを見る

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2009/04/20 21:06
ぶらり小石川植物園
今年初めて見るウメの花をあずまや(E5)で眺めていると、車椅子の方がしばらく山の上のほうを見つめていた。昔はよく訪れたことがあるのだろう。案内図の入口(F15)からここまで10ピッチほどあるので約500m、平らな道ばかりなので容易に来れるが、傾斜の強い北側地区まで足を伸ばすのは無理なのかも知れない。植物園の紹介HPにもあったが、ウメ、ツバキ、サザンカ、ハルサザンカの各品種が見ごろ、他にはシナマンサク(F15)、カンヒザクラ(C13)、カンザクラ(D10)、ハヤザキマンサク(F13)、ウグイスカズ... ...続きを見る

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2009/02/15 11:07

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