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zoom RSS ミッション1の4:公開温室、オガサワラシコウラン

<<   作成日時 : 2014/03/15 14:07   >>

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これも名前のとおり、小笠原諸島(東京都)の固有種 Bulbophyllum boninense(Schltr.) J.J.Sm。温室の表示によれば、九州南部〜琉球列島に分布するシコウランの類縁とされ、湿気のある谷間や霧のかかりやすい稜線沿いの岸壁や樹幹に着生するとあった。それで、ぶら下げてあるのかと妙に納得。返還後は父島に普通に見られたが、その後の心ない山草愛好家や業者などによる乱獲の横行のため激減。現在では,手の届きにくい大木の幹や岩場などを中心に少数の株が残るのみである。また、近年小笠原諸島は乾燥傾向が続いており、環境の悪化による生育適地の減少も危惧されており、本種のおかれている状況は大変厳しいといえる。

15年前に小石川植物園の職員が無菌種子培養を試みたが、発芽後未だに開花に至ってない。ラン菌との共生なしでは、通常の栽培も困難であることが判明したという。2月は咲いてなく6月に再訪、開花している姿に感激。丸く膨らんだ偽鱗茎をもつため草姿はカトレアの仲間に似ているものの、花の雰囲気は彼らとはまったくの別物。暗赤色の複雑な斑紋のある側花弁と,先端が合着する2枚の側萼片とが,独特の雰囲気をかもしだしている。ラン科植物の花で最も目立つことの多い唇弁(中央の黄色い部分)は側萼片よりもずっと小さく,基部が蝶つがい状に細くなっている。このため,触ったりするとぶらぶらと揺れ,古い花では取れてなくなっていることもしばしば。昆虫の訪花の有無に対応している可能性もあり,興味深い。属名はギリシャ語のbulbos(鱗茎)とphyllon(葉)の合成語で、鱗茎から葉が出ていることから。種小名は「小笠原の」の意。

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撮影:2010/6/9、公開温室@小石川植物園


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撮影:2010/2/10、公開温室@小石川植物園

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